バラの花色/表現





バラの花色は無限といって良いくらい、さまざまな色があります。
白、黄色、オレンジ、赤、ピンク、紫を基本にそれらの中間色や、それらがややくすんだ色味(彩度が低い色)や、うすい色味(明度が高い色)があります。
ただ青系統と黒はありません。
(バラの花色でよく使われる「青バラ」は紫系統の色で、「黒バラ」とは赤のくすんだ黒っぽい赤のをことを言います。)

バラの花色は変化します。

 バラの多くの品種では花弁のデリケートな色の変化が魅力でもあります。
蕾から満開にいたるまでの過程で花色は変化していきます。

南向き・東向き・西向きなど置き場所で、朝・昼・夕方と時間で、さらには晴天・曇天などの天候で、季節によっても光の反射が異なるので花色は変化するんです。
また、全般的に温度の下がる秋の花は、春の花色に比べより濃く鮮やかにあるいはくすんで見えます。

もちろんバラはそれぞれ栽培する環境で、花色が異なることがあります。

なので、本で見たバラの色と違うわ!と落胆しないで!!!
もし違ったなら、それはあなたのお家のバラの性格なのです。
まるで人間のようですよね♪



花色によるバラの組み合わせ

クラシック系はソフトカラーが主体ですが、モダン系には強い黄色や鮮明な赤、朱色などのビビッドカラー(鮮やかな色)の品種がたくさんあります。
オールドローズがそうであるように、バラの基本色はピンクです。
このピンクを基本とし、同系の色で順に花色を広げると庭は美しくまとまります。

できればソフトカラーで統一しアクセントにビビッドカラーをご活用すればバランスはとれるでしょう。
ピンクにも淡いピンク、濃いピンク、アプリコット系(杏色)のピンク、ライラック系のピンクがあり、それぞれのピンクから他の色へバランスよく展開していけます。

近年では、ブルーを帯びた紫色や、ラベンダー色など新たな楽しみを与えてくれる花色も揃い、庭などのアレンジも今以上に楽しめそうです。


庭に強い印象を作り出せる組合せ
□ ピンク→濃ピンク→クリムゾン→赤系へ、または反対方向へ


明るく、優しい雰囲気の色合わせ
□ ピンク→アプリコットピンク→アプリコットイエロー→ディープイエロー→ピュアイエロー、または反対方向へ

新しいイメージの色合わせ
□ ソフトイエロー→アプリコットイエロー→アプリコットオレンジ→コッパー、または反対方向ヘ

落ち着いた印象の庭を作り出す
□ クリーミーホワイト→ソフトピンク→ラベンダーピンク→淡い藤色または反対方向へ

品種別カラーの違い
□ オールドローズは、白、ピンク、パープルのソフトカラーが主体です。
□ イングリッシュローズはオールドローズカラーに加えてソフトなイエロー、アプリコット、クリムソンも揃っています。
□ モダンローズはビビットな多彩なカラーが揃っています。



以下、高木絢子さんの著作から引用させていただきました花色の表現です。

・赤紫色から咲き出してグレイをのせた散り際の色
(カーディナル・リシュリュー)
・明るいオレンジ黄色の丸いつぼみから淡いクリーム色に開花
(ジスレーヌ・ドゥ・フェリゴンド)
・明るいソフトピンクの弁底にクリーム色をにじませる
(エマニュエル)
・淡いピンクやサーモンピンク、黄色も秘めて複雑な色合いに開花
(イングリッシュ・エレガンス)
・クリーム色にピンクやオレンジをにじませる繊細な色調
(フォーチュンズ・イエロー)
・クリームをおびたアイボリーホワイトから弁咲きにラベンダーピンクをにじませる
(マダム・アントワーヌ・マリー)
・クリームをのぞかせた淡いサーモンピンクのつぼみからクリームピンクに開花
(マヌフェイ)
・濃いバラ色のつぼみから中心にくすみのあるオレンジを残すように開花
(マダム・ロンバール)
・濃いピンクのつぼみから明るいピンクのカップ咲きに
(プリフェラ・ドゥ・ルドゥテ)
・光沢のあるクリムソンレッドの花色はややモーブをおびます
(デューク・オブ・エジンバラ)
・サーモンをおびたピンクから銅をのせたピンクへ
(トライアンフ・デュ・ルクセンブルグ)
・ダーククリムソンからやや紫をおびて開花
(ウィリアム・シェークスピア)
・ダークなベルベット赤から暗い紫赤に咲き進み
(トラディスカント)
・中心に濃いピンクを抱えるようなディーカップ
(フェリシテ・パルマンティエ)
・銅橙色のつぼみから明るいオレンジ色に開花し、さらにくすみをおびた淡いピンクに変化
(ジャックネッタ)
・弁底にわずかに黄色を発色するクリーミーホワイト
(マダム・ルグラ・ドゥ・サンジェルマン)
・やや青みのある濃いピンクのつぼみから明るいピンクに開花
(春芳)


こうして見ると、バラは本当に奥が深い。
単に花の色を表しているだけでなく、咲き進むにつれての花色の変化、花の形状や弁質までも手に取るようにわかりますね。

あなたのとっておきのバラを見つけて育ててみてはいかがでしょうか・・・



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*主な病気と対処法*
黒点病(6〜7月、9月)
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べと病(4〜6月、9〜10月)
キャンカー
灰色かび病(梅雨、秋)
さび病

*主な害虫と対処法*
アブラムシ(早春〜初夏、秋)
ハダニ(5〜11月)
チュウレンバチの幼虫(5〜10月)
カミキリムシ(6〜8月)
コガネムシ/甲虫類(夏)
カイガラムシ類
スリップス(6月〜11月)

*環境にやさしい消毒液のすすめ・・
木酢液
忌避液
 ・アグリクール
 ・ヘキロスプレー